ホルマリン漬けの思考回路

散文的思考ログ(旧:真空管かけごはん焼き機)

呪い

あけましておめでとうございます。なんかよくわからないけど無事(?)生きています

今年も死に損なっていきましょう。

 

今の私を生かすのも、殺そうとするのも”呪い”だなあと思うなど。

 

殺そうとする呪いは、言うまでもなく”病気”

生かそうとする呪いは…やらなきゃいけないこと、大事な人、そしてわたしの神。

 

殺そうとするものは呪いかもしれないけど、生かそうとしてるものはいいものなんじゃないのか

一般的にはそうだろう。なんなら恵まれている自覚はある。死にたがりは本当に何もないような奴らが多数だ。

金も、職も、社会的地位も、パートナーも、趣味も、スキルも、本当になくてエネルギーと金だけを使っている、”自分の理性”で正しく死を望める人たち。

そっちのほうが幸せだろうなと思う。

 

わたしは、生きるだけの理由があるのに病気に”死にたい”と思わされている。

そう思わされることで生きるだけの理由にこたえられない

それで、それでわたしが理性で思うことは、すべて何とかしてやると

それがすべてなければ、逆に理性で死ねる側にわたしもなれるだろう。

なにもかも、過去の私が積み上げたもの、生まれ持ったソレ。希望には恵まれている。

恵まれているがゆえに苦しむ。

だから呪いだ。感謝こそするが、呪いなのだ。

わたしが狂って死を望むフリをさせられるのもこの肉体に生まれたからで、そこから立ち直るだけの力を持てるのもこの肉体に生まれた故だ。いわばこの身体こそが呪われた装備だ。

 

それでもその呪いから、”消極的な能動的死”以外で解放される道を見つける日が来たら、きっとわたしの神は真の幸福をくれると

そう信じさせられることが一番酷い呪いだが。