ホルマリン漬けの思考回路

散文的思考ログ(旧:真空管かけごはん焼き機)

呪い

わたしとは何なのか

この前の木曜日くらいにふと考えたこの言葉から呪いにかかったように、泥沼に入ったように同じことを考えていた

私は何なのか

そうして一つことに気づいた

 

少なくとも小学1年から今に至るまでわたしが精神的異常を抱えずに存在していた期間はない

 

 

少なくともだ。というのも自分のしてきたことを何となく思い出せるのがそこまでだから。

自己判断だが、おそらく昔から自己愛性パーソナリティ障害だと思う。どこかで躁鬱になったんだと思われる。

じゃあ、わたしは、ここまでの、15年間の、積み重ねてきた自分は、すべて、どこまでも障害から生まれてきた存在になる。

皆が知っている自分も、わたしが知っている自分も、全部異常者だった。

 

これをお医者さんに話したらエビリファイが処方された。

わたしが躁鬱なら、今までと同じくこれからもわたしはわたしがわたしでなくなる恐怖と一生戦うことになる。

できることなら躁鬱でなければいいと願っている

だって

だって

だって

だってわたしだって普通でいたかった

もしこれでわたしが自分の意思の外で死んでしまったらと思うと怖い。

いまこうやって涙流してる自分も病気の自分なんだと思う。

本当に普通の自分として存在できない呪いにわたしは生まれれた瞬間からかけられてしまっていた。

双極性障害は心だけが病んでるんじゃなく、遺伝的な要因、脳の異常によるものらしい。つまり、完治はない。いつまでも戦い続けなきゃいけない。自分がまたおかしくなってしまうかもという恐怖を抱えながら薬で安定させて、生きていかなきゃいけない。

わたしが変になって困るのはわたしだけじゃなく、というかむしろ巻き込まれる周りの人のほうが傷つき、そして困ることになるんだと思う。おかしいわたしは自分をおかしいと思えなくなってしまうから。

いままでずっと人を傷つけてきてしまっていた。

自分が恐ろしく感じる。

ほかの人ができることをできないと気づいた。

わたしは普通じゃないと気づいた。

ほかの人と違う方向性を目指さないといけないことも。

でもわたしは人生の99%ほかの人と同じことして生きてきた

急にこうなってしまってただただ困惑している

自分がわたしの自己肯定感だと思っていたものは幻想で、わたしが積み重ねていたものは全部病気の自分がしてきたもの。

すべて積み木みたく崩れ去ってシャボン玉のように消えていった気持ちになった

幻影の自己肯定感にすがって生まれてきたわたしはもうここにはいない

でも、皆が知ってる「わたし」という存在はいままでのわたし

でも、もうその「わたし」を今の自分では演じられない、前みたいに振る舞えない。

今ここにいる自分はもうだれにも求められない。

わたしみたいな欠陥品はもう周りに迷惑をかけるだけだからみんなとは一緒にいられません。あなたがたと同じとこにいて楽しめるわたしはもうここにはいません。

ごめんなさい、迷惑なわたしを受け入れてくれてありがとうございました。

 

唐突に文体が変わるのも急に悲しくなったから。脳の感情をつかさどるところがおかしい、らしい。よくはわからない。

再発率は90%、まあ脳がおかしいのだから治るわけなんてなくて。

自殺率は未対処で20%、らしい。

わたしは絶望の中でもこれからのんびり立ち上がって、自分をいつか救えたらいいなって思ってる。

いまはひどい気持ちだし整理できないけど、でも生きていきたい、本当の自分自身に出会うために。

呪いも受け入れたい、だから。

きっとこれからも(というか極論今日からも)ずっとしんどい気持ちでいろいろ弱音吐いてしまうと思うけど。

それでも前に進むのをやめたくない。まだ今は。いつか自分に殺されるか、死んでしまうかそれまではあきらめない。

まだ思考の呪いからも病気の呪いからも逃れられないけれど。