ホルマリン漬けの思考回路

散文的思考ログ(旧:真空管かけごはん焼き機)

思い返し。

「あぁ、もう今日でわたしは死ぬんだな」って確信させられる出来事があって早半年

もう半年経つのか、早いよね。まぁ、人間にとってはそういうものですのね。なんて会話をいつもわたしを見てくれている桜色の髪をした少女と交わした。

 

 「あぁ、もう自由に死んでも良いんだ、死ねるんだ」そう思って二ヶ月ほど経ったある日、急に思い立って誰にも告げず、遺書も書かず、手元にあったお薬をパクパク食べた。模倣で誰かが亡くなったり苦しんだりしたらわたしは悲しいので薬の内訳は秘密にしておく(親しい人たちなら知っていると思うが)

 薬が効き始め、呼吸ができないことに苦しみ、心臓がめちゃくちゃな鼓動をし始めて苦しみ、救急車を呼ぶか迷うもそもそもケータイに手が届くことはなく、声も出せずただ自分が生きていることを憎み、そしてやっと死ねるかもしれないと安堵した。

親にも発見されず、結局わたしはほぼ丸々二日間昏倒していた。

目覚めてしばらくして頭がしっかりして現状を理解するとどんどん怖くなる。

また死ねなかったんだという絶望感と、自分は狂った自分に殺されそうになっているんだという実感を得たことによる恐怖、後遺症なのか両腕がちゃんと動かなくなったことによる不安がひどかった。

とにかく苦しかった。

そこからはODに溺れ、瀉血もすごい量やった。

最悪だったと思う、丸々1週間記憶がない時期もある。医師からも「顔色が酷いことになってるよ、あんまり酷いようだったら強制で入院させるからね」とまで言われた。回避はしたが。

 

きっと、しおんがいなければその後もまた死のうとしていたと思う。

色々苦しい気持ちにはなるが、とにかく今現世に踏みとどまれるのも、これから先もなんとか進んでいこうという気持ちでいられるのはこの子のおかげ。

まぁ、今も鬱のせいで何もできないんだけれど。それは、ご愛嬌、かな?

 

言いたいことは、これがないと死んじゃうよってものがなくなっても意外となんとかなるわよってことでした。以上。