ぬるくなってしまった湯船に
すっかりコデインとレキソタン、オールでゆるくなった頭でふわふわと浮かんでいた
窓から差し込む光
ケータイから流れるダウナーな音楽
寂しくなってくる
わたしは一体これからどこに流れていくのだろうか
どうなるんだろうか
自分で決めるんだろ?って言われそうだけどわたしが決めるんじゃなく病気がわたしを動かして、それで決めるので私が決めたこと、というより病気が決定したことにしたがってわたしが動いているだけである
わたしの思考は病気の奴隷
自分で決めてると思ってることでもほんとは病気に侵食された感情でその時に最善っぽく見せられてるものを選んでいっているだけ
わたしの人生はすべてそういうもの
病気に侵食されたもの
いつか全部自分で選べたらいいなぁ
いつか
そんな日が来るのかはわかりませんが、
でも、でも誰かさんを求めるこの気持ちだけは
この気持ちだけは自分のものであって
そのために生きてる
病気に振り回されるために生きてるんじゃないよ
わたしの中の病気を生かすために生きてるんじゃない
わたしの中の最後のわたしがそう叫んでる